先週からの続きで「ファンタジー映画」について。
ファンタジー映画というと「ロード・オブ・ザ・リング」('01)や「ウィロー」('88),「プリンセス・ブライド・ストーリー」('87)等の剣&魔法の世界の様に「全く」の「異世界」を描いた作品・・・
又「ゴースト/ニューヨークの幻」('90)や「マスク」('94)、「フェノミナン」('96)の様に(云わば)「プチ異世界」を描いた映画に大きく分けられるのだが、後者は現実社会に軸足を置いているだけに、全くの「絵空事」という訳ではないので、ファンタジー映画初心者・・・特に大人の入口としては「若干は」入り安いのかも知れない。
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この差は分かり易い様、比較的ファンタジー要素が強い「SF映画」で喩えると(逆に分かり難い?(笑))、ジョージ・ルーカスが主に制作して来た「スター・ウォーズ」シリーズ('77〜)と、スピルバーグの「未知との遭遇」('77)や「E.T.」('82)位の差がある。
・・・で、更にコノ「差」というのが、少なからず同じファンタジー分野であっても相反「在る」というのを簡単に説明すると・・・ ・・・「スター・ウォーズ」は根っ子から創作の世界に入り込む事を観る側へ「要求」(?)する事になるので、ドチラカトイウト「主体」「没入型」というのかな?・・・ややゲームやアトラクションで楽しむのに近い感覚がある。(勿論それだけではないが)
・・・逆に「E.T.」は若干(現実からの)「客観性」で、ファンタジーへの「行き来」を楽しむというか、この方向の作品はドチラカトイウト「私小説」的に「体験談」をオブラートして描いているものが多い様である。 後、有名な作品程「社会風刺」が平均的な現代劇より濃厚に入っているというのも印象としてはある。
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先週書いた「ネバーエンディング・ストーリー」('84)は↑のドチラの傾向か?というと、・・・実は「ドチラモ」満遍無く入っていて、ソノ点が最もユニークな(構造の)作品という事になるのだろうなぁ・・・。 映画として画期的でもあったし。
この映画、先週「ネバーエンディング〜」を「やや違和感が・・・」と表現した面もあるのだが、反面(コレも先週書いた通り)原作→映画化に際し「相当」巧く作っている処もあり、あまり手放しに「成功作」「失敗作」と簡単・単純に言い切れない複雑な心情を抱かせる、不思議なモヤモヤが残る内容・展開になっている。 ・・・と、ソ〜ユ〜点では、ウォルフガング・ペーターゼン(脚本・監督)の「手の平」で(気付いてみたら)一回りしてしまっていたという、この映画を制作するにあたっての意図通りなのだろうか?(多分変な理屈だと思うだろうが(笑))
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変な話ついでに書くと、制作の主体がハリウッドに移った続編にあたる「第2章」と「3」の二作品だが、原作者のエンデは一作目よりコチラの続編の方が「まだ良い」という様な発言をしていたそうなんだが・・・内々の後日談のコレも(実は)大変興味深い言動というかね。 ・・・まぁ、色々問題はあるにしろ「映画の出来」としては一作目が「10」としたら、続編二作は「4」〜「5」程度の評価だと思うのだが・・・正直。(続編ファンの方、スミマセン)
もし、今又(あの続編二作の感覚で)「ハリウッドの最新技術で完全リメイク!」なんて事になったら、ド〜なるんだろうね?・・・そう考えると、(あくまで拙者個人の考え方だが)1984年版の映画化が「良い処」「悪い処」の清濁含め「完全版」・・・又、皆其処が好きなんだろうから、この先も「出来たら」改めて作ってほしくないと(^^)。
ナカナカ「新しい」「良い」企画が出ず、(ある意味)「逃げ」で過去の名画やコミックのネタ漁り「ばかり」をしていたとしても、『ソコラ辺の領域は触れずに、ソッとしといてほしいなぁ・・・』(笑)という作品は確実に『ある!』・・・と、一ファンとしては「心」から思うのであってね・・・
・・・時間が無くなったんで、この続きは来週に(^^)。(つづく)
<2011.10.4・アイアーサ フロンティア/i ARTHA FRONTIER 【エンタメ】 関連]ブログより転載> ジャパン・ギガスJG/Japan GIGAS-JG(マリコ) |
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