(杉間伐材の製材端材木炭)

資源の有効利用・環境保護の観点から原材料は杉間伐材の製材端材から製造しております。
杉間伐材木炭は、火付きが早くバーベキュウに最適です。
また、広葉樹の木炭に比べ気孔が約40倍もあり、吸湿作用が断然優れています。したがって土壌改良材や床下調湿炭、あるいは浄化槽廃水の水質浄化用としても優れた効果を発揮し、しかも無理なく自然界に還元されますので環境汚染の心配がありません。
(木材産業の実態)
木材需要は、戦前から国内で調達できる数少ない有効資源として、終戦直後には焦土と化した街の復興用材として、高度成長期には豊かさを象徴するかのようにマイホーム建築用材として、また一世帯一住宅政策とともに核家族化も相まって繁栄を続けてきました。その木材産業も、建築様式の変化や低価格の外国産木材におされ、また長期にわたる木材価格低迷に追い討ちをかけるかのごとくデフレ経済で、木材生産者の中でも林業は1番始めに経営が成り立たなくなってしまいました。
山林で木を育て伐採し、販売しても、売上代金よりもそれらに要する経費が上回り、木材は立木のまま、あるいは伐採しても山林に放置して置くのが最も損害が少ない、国からの補助金を日当に充当しても林業労務者は、他の労働者の3分の1くらいにしかならず生活が維持できません。
林業が経営として全く成り立たない。・・・・ この現状を何とかできないものか?、いろんな立場の人がそれぞれの見地から意見を述べられていますが、妙案がなく、国(林野庁)においても、ここまでくると もう個々の「努力の段階の域を超える状態」にまで落ち込んでいる、と 抜本的な打開策を示せないのが現実です。
原木丸太素材を扱う林業の次に、その原木を加工工程に携わるのは製材業者です。
製材業者にも、更に追い討ちをかけるかのように地球温暖化防止政策の一環として、木材生産過程で取り除かれる端材(背板)も、有価とならない現状では産業廃棄物として扱われるようになり、端材処理費用が更に負担増となりました。
この段階で素材体積の約4割が端材となります。その端材処理費用が製品販売利益を上回るのです。 こうなると製材業者も経営が成り立ちません。
製材業者として、止む無く取り組んだのが製材端材(間伐材)の木炭化です。
しかしながら木炭も、数多くの用途・効能が認められてはいるものの、生産コストに似合う価格(約10倍)での販売では誰一人として買ってくれません。かと言って海外からの安価な輸入品並みの価格では日本の経済状況下において採算がとれません。それでも地球温暖化防止・環境汚染防止・社会貢献と、一人よがりの自己満足感から炭焼きを始めました。
